250ccくらいの軽いバイクならこんなんで十分〜。
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▲チョークをひく(※)。ギア2速。 |
▲クラッチを切って一気に押して走る。この時アクセルは全開。
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▲Push! Push! 走る!走る!たっぷり勢いがついたところで・・・
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▲ドン!と飛び乗る。飛び乗ると同時にクラッチをつなぐ。助走がついてるからドコドコドコドコと進む、すぐクラッチ切る。ドルン。ドルンドルドドドド。
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▲ギア、ニュートラル。アクセル全閉。しばらく暖気。
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(※)もしカブってしまってエンジンがかからない場合は、燃料コックも閉じてスターターなどの類いも戻しておく。エンジンが冷えてる時は当然スターターやチョークをひいたりしておけばいい。 |
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押しがけは体力がいるけど、結構、慣れとコツでかけれるようになるもの。キック式のスターターがないバイクでバッテリーがあがっちゃったなんて場合にも役立つし、旧車なんかだとカブってエンジンかからなくなることも多いでしょ。
できるようになっとくと何かと便利だよ。
バイクを押す時は体全体で押すようにすると楽に押せるよ。 腕で無理に押そうと思っても疲れるだけだよ。
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<必殺技大公開>
(それほどのもんじゃないです:TJ担当(-o-;)
以下、上の図の解説です。
(1)ギアは2速。クラッチをつないだままちょいバックへ押してみて重くなるところを探す。その位
置からクラッチを切ってバイクを押す。チョークやスターターを引いてアクセルは全開(※)。大排気量
車なんかでエンジンが冷えてたりしてクラッチの引きずりが重いならニュートラルに。勢いがついたとこでギアをシフトすればいい。
(2)バイクが十分に加速したらヒョイと飛び乗って体重をかける。ドンッと尻がついたとこでクラッチをパッとつなぐ。クラッチをつなぐ時に体重をかけるのは、軽いバイクだとクラッチをつないだ途端に後輪がロックして押しがけにならないから。
(3)エンジンかかったら(4)へ。かからなかったら仕方ないので、そのまま押して走れ!ドコドコドコ・・・重くて無理なら(1)へ戻る。
(4)エンジンが廻り出したらヒョイと乗る。
(5)すぐにクラッチを切ってギアをニュートラルにする。ギアもニュートラルにして抵抗を減らす。ブレーキもなるべくならかけないのがいい。エンジンが少し安定するまで暖気してやろう。
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だいたいそんな感じだ。
重いバイクで加速が大変なら下り坂を探してそこで押すのもアリだ。
ともかくタラタラやらないで、きっちり加速させてクラッチをつなぐのがミソ。2ストなら1速からでもいける。パゥオン!とかかった時は気持ちいいよ。
以上。結構簡単でしょ。
以下、脱線。
なんだってそうだけど。押しがけだって、自分でできれば安心だ。今は科学とか色々発達していて、結局いろんな物に頼って生活しているけど。便利なんだけど、その分、不安感も増している気もする。やれ電気がなくなったらどうしようとか、ガスや水道がなくなったらどうしようとか、昔は何もなかったのに変な話だ。恋人いなくなったらどうしようとか、他に好きな男できちゃってフラれちゃったらどうしようとか、そんなの考えるだけで気分悪くないか。どうしようって心配するんじゃなくて、どうやって乗りきっかなぁって考える方が絶対いい気分だと俺は思う。
バイクだってそうだ。
バッテリーあがっちゃったら・・・
エンジンかからなくなっちゃったら・・・
ロードサービスなかったら・・・
そんな心配しながら乗っててもつまんねーって俺は思う。
人の手借りなくたってできること、そろそろ増やしていこうかなって気分じゃないか?
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