(※追記:ステッカーたまに自分でつくって貼ったりします。ちなみにVFR800にステッカー貼ったときの話はコッチに書きました。その後のジェベルの姿はココにあります。

         

  

     

 



 新年明けましておめでとうございます。今年もバカバイクをよろしくお願いいたします!
 今年は何やら雪が多いみたいで、ツーリングにも行く気がしな〜い。「乗れない時はいじるのだ」をモットーにしている僕は年始からバイクをバラしている。おかげで部屋は正月早々、バラしたバイクのパーツで足の踏み場もありゃしません。
 さて、前2回に渡ってバンディット修理編をおとどけしたバカバイク。今回は外も雪だということでまた室内で楽しめるバイクライフ応援企画。その名も「塗装について。」です。
 今回は、塗装というカスタムにつきものの失敗談をお年玉として進呈します。皆で笑ってやってください。笑う門には福来る。皆さんはこんなことにならないようにお祈りします。

 スズキのジェベルというオフロードバイクとは、もうかれこれ3年くらいの付き合いになる。購入してから4回ほど自家塗装で色を変えている。確か最初は赤だった。ともかく何かしてみたかった俺は、ホームセンターでラッカースプレーを買ってきて一気にブシュー!
 あっというまに自家塗完了。まぁ、こんなに手軽にやったら綺麗にならないのは当たり前で、塗料がベトベト流れてきてペンキをぶっかけたようなあり様。
 通常新品のバイクのボディにはバイクのロゴマークなどのステッカー等が貼られている場合が多い。 だから、その上から一気に色を塗ったりするとステッカーの貼ってあった場所はプックリとでっぱって見えてしまう。

教訓一
前の塗装は綺麗にはがしましょう!


 「デコボコはスプレーの塗膜で隠せばいいんだよ!」なんて思って厚塗りしたおかげでタンクはベトベト。

教訓二
塗料の厚塗りはやめましょう!

 ラッカー系の塗料は有機溶剤が揮発することで乾燥して定着するようにできているから、一度に厚く塗るとなかなか乾かないし、気泡ができてデコボコになってしまう。さて、二日かかってやっと乾いたタンクも「なんだかデコボコがありますね」とツッコまれ、くやしいいから自分のスノボチームのステッカーを作って貼ってごまかした。
 悲惨な事件はこれだけでは終わらない。マスキングが不完全で燃料コックまで塗料がベットリ。その後、数回の色変更を繰り返し。ジェベル最後の自家塗装は黒。カブトムシの雰囲気を出したいと、これまた妙なコダワリで、黒のスプレーを吹きかけ要所にはこげ茶色を少しずつ吹きかけるという念の入れよう。しかしもとがもとだから。やっぱり綺麗にはならない。

教訓三
厚塗りの上塗りは恥の上塗り!

 さて次号では、その失敗を全て剥がして、綺麗に塗装をしてあげようと思っている。
 最近登場してきたウレタン塗料についてもとりあげてみるつもりだ。
 興味のある人は「塗装はがし液」を
買って待っていてくれたまえ〜。
 はがし液はHoltsなどから千円前後で出ているよ。






オマケ
 ※バカツカの自家塗失敗談「ペンキでベンキ」は下記URL(笑)
 http://www.winproject.jp/kando/bikehama/penki/