▲矢印がドレンボルト。

このバイク(SUZUKIサベージ)の場合はエンジン下部の左横についている。
ドレンボルトはトルクのかけやすいメガネレンチでググッとまわしてゆるめる。
サベージのボルトは14mm。メガネレンチは1490円だった。
くれぐれも車載工具なんかについているモンキーでやらないように。
トルクをかけにくいからズルッとネジをなめて泣きを見るのがオチ。
(↑昔、泣きをみた人。
その時は結局メガネレンチを持っていなかったから、
近所のガソリンスタンドの方々に助けてもらいました。
そのご好意は今も忘れておりません、感謝です。ペコリ。

左の写真が作業行程。今回はオイルフィルターも換えている。順番に見ていこう。

1)
中央に見えるツマミのついているのがオイルキャップ。新しいオイルはここから入れる。キャップの「10W-40」という文字は規定粘度だ。
2)ドレンボルトを抜いてオイルを取り出す。車高の低いバイクはバットなどがあると便利だ。500円くらいだから買っておこう。
3)オイルフィルターのカバーを外す。車種によってマチマチだからマニュアルがあると便利。
4)カバーを外すと、中から黒い物体(オイルフィルター)が・・・
5)ありゃりゃ真っ黒。右が新品、綺麗。
6)Oリングやワッシャも傷んでいたら交換が必要。オイルフィルターと一緒に注文しておくといい。
7)新品をはめて・・・
8)ポチっとな。押さえ付けながらボルトを閉めたらできあがり。
9)オイルをジョッキに入れる。こういう容器もやはりあると便利(320円)。なくても最近のオイル缶 には口がついてるけどね。
10)オイルを入れる。
11)規定範囲内になるように入れる。
12)廃液は「ポイパック」に入れて捨てる。これは燃えるゴミと一緒に捨てれるタイプ。

 オイル交換はエンジンを少しかけてからの方が楽にできると思う。オイルがあたたまっていると粘度も下がっていて柔らかいから、ドレンボルトを抜いた後サラサラと落ちてくる。近場を少し走ってくるなりして、エンジンのフィーリングも観察しておこう。旧車などはオイル交換した後と比べてみると、微妙な変化が多少分かるものだ。
 レシプロエンジンはピストンの上下動で馬力を発生している。もし、ピストンとシリンダーの間に潤滑油としてのオイルがなかったら?そう考えてエンジンオイルを換えるという作業してみて欲しい。
 さて、以上で完了。実際には各自、自分のバイクのパーツリストやサービスマニュアルを参考にしてちょうだい。まぁ、バイクの構造はどれも似たかよったかで、大差はないのでチャレンジあるのみです。


(次は、こぼれ話じゃ。)