慣れてしまえばどうってことない、ハンドルを換える作業を順番に見てみよう。
1. ハンドルポストのところのネジをゆるめる。だいたい六角ボルトだ。こいつはアメリカンバイクだってこともあって、御丁寧にキャップまでついているから、これを細いマイナスドライバーで外してから六角レンチでグルリ。
2. アクセルグリップのネジをゆるめる。雨ざらしなんかになっているバイクだと、かたくなっている場合が多いから、その場合はCRCをブシューとやってしばらく放置、トルクをググッとかけるようにしてゆるめよう。 3. 同様にブレーキ部分もゆるめたら、左のクラッチ部分のネジもゆるめる。右側と左側は構造が違うから、よ〜く確認して覚えておいてね。
   
4. さて、ハンドルがプラ〜ンとなった状態。
5. スイッチ類を外す。これも裏側からドライバーでゆるめる。 6. ほれ。。。パカっと。
   
7. ・・・とれた。
8. あ!ハンドル落っこちた!あ〜あぁ。 9. ふ、クラッチワイヤーを外します。グルリとまわして。
   
10. はい。とれた。アクセルグリップもスポっと抜いておきます。これで残ったのは左のグリップとレバーだけ。

11. ハンドルを下ろした状態です。ハンドルがなくなったバイクを眺めているといろいろなハンドルの形が目に浮かぶ〜。

12. さて、ここで定番の〜、そう磨きです!普段、磨きにくい部分なので、徹底的にうっぷんはらします。
   
13. 左のラバーグリップはゴム糊でつけている場合もあるので、こんな風にマイナスドライバーを差し込み・・・
14. この時あまり乱暴にやるとキズがつくので、グリップの内側にそって差し込む・・・ 15. で、えいやっと、まわすのです。グルリン!(冬期はお湯で温めると抜けやすいです)
   
16. ほら。スポンっと抜けました。汚いゴム糊の部分も綺麗に掃除しておきましょう。
17. ペイントうすめ液などでフキフキフキ・・・。落ちにくい部分は指や爪でキュッキュッとこする。根気よくやれば、これでだいたい綺麗になります。 18. 根元の部分もうすめ液をつけて、軽くトンカチでトントンと丁寧に叩いてずらします。
   
19. トントントントン・・・ラバーのとんかちの方がいいでしょうけど、慣れたら金物でもキズはあんまりつきません。
20. 外したネジなども綺麗に拭いておきます。こういう作業が俺は好きなんです。 21. おぉ!ピカピカになったぁ!(自己満足)
   

21. キレイに並べてと・・・(いや、別に並べなくてもいいんですが・・・)おぉ。ビューチホ〜。また少し俺のサベ君が綺麗になった。

22. とりあえずハンドルをつけてみます。長い方をつけてみました。あぁ、この絞り、懐かしい〜!う〜む、カッチョええ!(自分的にですあくまで。フツー、ダサイもんだと思うので。(-o-;)

23. しかし、これ・・・ライポジ(ライディングポジション)に問題がありますね。

   

 う〜む。どうすっかなぁ、という感じでいろいろいじってみたんですが、この肩幅と一緒かもしくはそれより狭いかもしれないこの幅が問題でした。シート高を後ろに落としてフロント寝かせて、フォークも延長でもすれば、まだいい感じかもしれないのですが・・・
 結局、この懐かしいカマキリみたいのはヤメた。完全にケツで乗るポジションにしないと、この状態で運転するのはしんどかったです。
  と、いうことで今回は低い方のハンドルに落ち着いた。そのうち、カマキリ着けて改造車検でも通 しますか。。。

ま、だいたいこんな感じです。


元々ついていたハンドルよりも、グリップ部分の角度がフラットになったせいもあってか、ユッタリ感が増したかな。

さ〜てと、来月は乗りやすくなったこのバイクで、ツーリングでも行ってくっかなぁ。

たまには何人かで走ってみるかね? お弁当でも持ってよ。
 お・し・ま・い