GX100をパノラマで楽しむ
《その1 - 水平方向一周のパノラマについて》
やってみるとわかるんですが、複数の写真を合成してパノラマ画像にしようとした時、つなぎ目の部分が微妙にズレていると繋ぎにくくなります。山や海のようなつなぎ目がごまかしやすいとこならさほど気になりませんが、街中とかビルとか屋内や車の中とか明らかにズレてると目立つような場所でパノラマ用の写真を撮りたい場合、これはそんな場合の覚え書きです。
GX100でぐる〜りパノラマを撮るときに、カメラの中心を意識する目安です。
まずは左右について。
普通に三脚に載せた状態です。
これで左右にふると以下のようになります。
前。
左。
右。
2本のペンがカメラを左右にふったときにズレて写っています。
これは極端に左右にふった例で、実際はもっとカット数を撮るので繋げないことはないのですが、このズレが少ない方がレタッチは減らすことができます。
次にできるだけ前後のペンが重なるように動かします。
前。
左。
右。
下の写真は前後に置いたペン2本が、左右にカメラをふったときに、ズレない位置にカメラを固定した状態です。
手もとにあった金具で作ったので、なんか適当ですが。
レンズの全面のちょっと後ろあたりを中心に回転するようにすると、ペンがずれません。(カメラが縦位置なのは、一度の撮影でなるべく上下を多く写すためです)
手持ち撮影する場合でも、自分を中心にカメラをまわさず、前後に目標物を決めてなるべくズレないような位置(GX100にワイコンをつけた場合、レンズ全面から少し後ろあたり)を中心にして撮影すると、後でレタッチする労力を減らすことができます。
次の作例、大和デパートはこれで撮りました。
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