はがし液をハケにとりタンクに塗布する。 20秒ほど放置すると塗膜がビコビコと浮き上がってくる。キモチ悪いが面白い。。。 定規などで剥ぎ落とす。

一回の塗布ではがれるのはこの程度。赤い色は前に自家塗装した塗料だ。 何度も自分で塗り重ねている場合はこんなに大変!(自爆)
昔貼ったステッカーが最大の難関に。シール面が強力に密着して、はがし液が効かない。定規をカッターに持ち替えて剥ぎ取り作業。 カッターで地道に塗面を削りとる。多少やわらかくなっている。

簡単な塗装であれば大概は落ちるが、分厚い塗面や焼き付け塗装などはなかなか落ちないので根気が必要。 全ての塗料を剥がし(削りとり)終えたところ。通常はここにプラサフを塗って、耐水ペーパーでならしたら本塗装をして終わり。 今回僕は金属感を出したかったので、地金出し加工をする。目の細かい耐水ペーパーに水をつけながら金属の地金が美しく完全に出るまで研ぎ続ける。

更に根気のいる作業に突入。お喋りな俺も、こういう時は話しかけられても何も喋りません。(笑) 耐水ペーパーは何種類かあるといい。金属の目地をどう出すかを考えながら、一定の方向に磨き続ける。特に細部は入念に。防錆加工はできないので錆をキチンと落しておく。それでも錆びてきたらそれは割り切るしかない。 数時間後。やっと、納得のいく結果に近づいてきた・・・
更に細かい耐水ペーパーに持ち替え、妥協せずコツコツとやる。そういう作業の果 てに満足はあるのだ。


最後はウレタンクリアー塗装。塗装にはホコリのたたない風のない天気の良い日にやる。この日は太陽も出ていて塗料の輝きも良く確認できる。 乾きかけたらスプレーを重ね、多少厚めに吹く。傷がつくとそこから錆びるだろうからな。綺麗にスプレーできたら、このまま1日くらい乾燥させる。 乾燥させている間に燃料コックもバラバラにして、耐水ペーパーとコンパウンドでピカピカに磨きだして・・・もう♪どう〜にも止まらない♪(古いって)

さて翌日。最後の行程に入ります。バイクにドッキング! バラシついでにいろいろ点検&綺麗にしてやろう。全バラだ。 実はキャブもバラしついでに磨きかけたのだ。それにしても・・・チャリみたいなバイクだ。

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