プラグ交換・キャブ清掃(3)
('02.2.2)
さてさて、外部が綺麗になってくると、自然と気分も上々になってくるから不思議だ。
汚いうちはホントにこんなん治るんかなぁなんて良からぬ想像まで浮かぶものだが、
ここまでくれば大丈夫、大丈夫しか思わなくなる。
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外したフタとか。一見、バラバラに放置してあるように見えますが、本人には分かるように並べてあるのです。 ちなみに左がバッテリーケースのカバー、右上がエアクリーナーボックスの外カバーです。 |
さて、バッテリーはプラスとマイナスのコードをネジを緩めて抜き取ります。
抜き取る時は傾けないように。ネジのナットが転がっていくと小さいので探すのメンドイです。
写真はすでにバッテリーを抜き出した後です。
ケースは下部に4つのネジで本体にとめてありますので、
これを緩めれば外せます。
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さてと・・・やっとのことでキャブが外れました。 狭いフレームの間に頭をスッポリ収まっていたので下に外せば、 ほれ御覧の通り。スッポリ外せました。(オレ普段、4気筒のキャブばかり見慣れるているせいか、 キャブを構成している部品一つ一つがでかく感じます。) |
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キャブレターです。左がエンジンに繋がっていた方で、右がエアクリーナーに通
じてたとこです。 負圧式のオーソドックスなキャブです。しっかし、キタナイなぁ。バラして綺麗にします。 |
なんか筒の中の下面に汚いものがこびりついていますね。。。これもクリーナーを吹き付けて綿棒でシコシコやる。 | フロートを開けます。中にカスみたいな異物が多少たまっていたのでバラバラに。。。あ。ガスケットがちぎれた。フロートと本体の間にはガソリンが漏れ出てこないようにゴム製のパッキンがはまっていたりするのですが、これは板状のものだったのですね。ひぃ〜ちぎれてしまったぁ。 |
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メインジェットです。これはバンディットのものですが、まぁ、似たような物がついています。柔い金属なので傷つけないように注意して緩めて外してキャブクリーナーで掃除します。このメインジェットの他にも細長いジェットがありますので、そちらも外して綺麗にします。(キャブの清掃に関しては、第30回 不動車復活編
第2回 分解清掃(その二)でもやっているのでそちらも参考にどうぞ。) |
穴が詰まっている場合はクリーナーに浸した後、荷札についているハリガネなどで丁寧に開通
させます。今回、サベージくんに関しては綺麗だったのでそこまでする必要はなかったです。
ジェットを外す時は気をつけて下さい。僕は慣れているので屋外でやってしまいますが、Oリングなどなくすと探すのが困難なのでできれば室内で作業するのが無難だと思います。ただその場合は換気に気をつけてくださいね。 |
さて、洗浄が終わったので、もとどおり組み上げます。あっ・・・ガスケットちぎれちまってたんだ。。。う〜ん、どうすっかなぁ。えーい。くっつけちゃえ! ゴムのりで、みみっちくもちぎれたガスケットをくっつけることにしました。しばらく乗りたいので・・・(フツーは絶対交換するもんです。) |
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まぁ、そのうち新品を注文して交換するということで、今回はこんなもんで応急処置をしておきます。 |
さてと順番を逆に組み上げていきます。キャブを取り付けて、バッテリーケース、バッテリーを戻して、タンクを載せてイスをつける。ついでにいくつか弛んでいるネジをちょっと増し閉め。オイル漏れもなくなりました。 | バラすついでに磨いたので、随分と綺麗になりました。コンパウンドで指紋までうすくなった気がします。あ〜、指が痛ぇ〜。 |
さて、これで今回の作業は終了です。 3時間近くかかってしまいましたが、 天気がもって良かったです。 僕のような貧乏素人は雨降ったら終わりですからね。 最後は綺麗になったサベくんのお披露目です。 前へ 次へ 戻る |